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着物のマメ知識(その3)

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着物と洋服の違い

着物も洋服も両方とも服飾という点では同じなのですが、両者ではその製法や形状に大きな違いがあります。

着物を反物から仕立てる場合、反物を切る線のほとんどは直線になります。これに対して、洋服を作るために布を切るときは、基本的には曲線が多くなるものです。
これにより洋服は着物よりも複雑な形状な布の部品が必要になるのですが、着物と洋服では、服を作るために裁断した後に発生する余った布の量と形に大きな違いができます。
着物を作るために布を切った後、使わない布として余るのは、反物の端の長方形の部分を除けばごくわずかですが、洋服の場合は対照的に曲線ばかりでどちらかというと、もったいない使い方になります。。

着物は、腰の位置で帯を結ぶことによって長着を体に固定させるもので、腕の太さよりもずっと広い袖を持っています。また、長着や羽織では袖のうち一部を縫ってあります。
こうする事で着物の袖口が袖丈よりも短かくなり、袖に袋状の袂ができます。
これに対して洋服の袖の特徴は、腕を細く包み、袖の中の空間的余裕が着物よりも少ないことであり、洋服ではボタンや締め金を使って服の一部を固定しますが、着物では帯や紐などで結ぶことによって固定するのが着物と洋服の大きな違いの一つでもあります。


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