着物のマメ知識(その1)
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着物という言葉
着物というと今では非常に特別なものというイメージがありますが、明治時代に洋服が日本で普及するよりも前は、日本では着物(きもの)と言えば衣服のことを指していました。
当時は、着物という言葉に日本文化と西洋文化を区別する意味はなかったのですが、明治時代以降は着物をやめて洋服を着る人が増え始めてきたので、着物と洋服とを区別するために日本在来の着物を和服と呼ぶようになっていきました。
現在「着物」という言葉には2つの意味があり、1つめの意味は、和服です。「着物」と「和服」と「呉服」が同義語として使われることも多いです。2つめの「着物」の意味は衣服でとう意味です。
「着物」という漢字を一つ一つの文字にに分解すると、「着」は「着る」という意味であり、「物」は「物」である事から、「着物」には「着る物」という意味だけがあり、それ以外の意味はない、という意見もあります。
着物の右前左前
着物は男性の場合でも女性用の場合でも、手を袖に通した後、右の衽を体につけてから左の衽をそれに重ねます。これは、いわゆる右前といわれるもので、着物と一般的な洋服との大きな違いの一つです。
右前のことを、右衽ともいい、日本では死者を葬るときに死者に着せる着物は左前にする風習があります。この左前のことを左衽ともいい、生前に着物を左前で着ることは非常に縁起が悪いことであるとされます。
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